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『spoken words project collection The telecaster & Twin Reverbs feat.白波多カミン produced by ぱりゅこ』

2015.09.16

『spoken words project collection The telecaster & Twin Reverbs feat.白波多カミン produced by ぱりゅこ』

■spoken words project collection The telecaster & Twin Reverbs feat.白波多カミン produced by ぱりゅこ
会場:福岡パルコ 1F 「once A month」
会期:2015年8月20日(木)〜9月19日(土)

渋谷パルコにある、スタイリスト山口壮大氏が手がけるセレクトショップ「ぱりゅこ」プロデュースによるPOP UP ショップ「spoken words project collection The telecaster & Twin Reverbs feat.白波多カミン produced by ぱりゅこ」を開催。
spoken words projectの今季のコレクションテーマであり、継続的なプロジェクト「The telecaster & Twin Reverbs(ザ・テレキャスター • アンド • ツインリバーブス)」。
音楽とファッションの関係性をファッションブランドとして具現化するspoken words projectの、ここでしか手に入らないオリジナルの洋服・雑貨類が登場します。
古着をベースにプリントが施された全て一点物のTシャツなども登場いたします。spoken words project表現する音楽とファッションの世界をお楽しみください。
(一部商品をオンラインストアにてお取扱いを予定していますので、遠方にお住まいの方もどうぞお楽しみに!)

今回は“spoken words project”のデザイナー飛田正浩さんと“ぱりゅこ”ディレクターの山口壮太さんに、ぱりゅこ前のスペースをお借りして、本イベントが生まれるまでの経緯、見どころなど、熱いお話をお伺いしてきました。

―――「ぱりゅこ×spoken words project」の企画が生まれるまでの経緯を教えてください。

山口僕がもともと、spoken words projectというブランドを存じ上げていて、ぱりゅこがオープンするタイミングで僕の方からお声掛けさせて頂きました。ぱりゅこの掲げていたコンセプトとspoken words projectの思いにすごく近いものがあるんじゃないかと思い、お話をさせて頂きました。

飛田まず、世代が随分違うので、ひと回りほど。ちょっと驚いた反面、新鮮な気分というか、ぜひぜひっていう感じでしたね。

―――お二人が、互いの活動に共鳴した部分は?

山口spoken words projectの僕なりの解釈というか、いいなと思っている部分。1つ目は、いい意味で、すごく「未完成」だなと考えていて、僕達と一緒にやらせて頂き、僕達なりに解釈して、ちょっと料理させて頂くことで、spoken words projectのまた違った側面を見せることができるのではないかなと思いました。
2つ目が、飛田さんがものづくりに対して、物に向き合っていく感覚ではなくて、服の先にいる「人」にめがけて、ものづくりをされているということに感銘を受けました。その服を着てくれる人に対してどう届けていくか、そういった部分をすごく考えてらっしゃったので。僕もすごくその、常日頃から伝えていくことは大事だなと考えていたので、なんか協力できることがあるのかなと思いました。

飛田僕がぽろっと言ったことに対して、「飛田さんもう一回見直した方がいいよ」みたいなことを言ってくれるわけですよね。だからやっぱり、掛け算で提案してきてくれるから新たな発見に触れられる、そういったところで、今回の企画もそうだし、ぱりゅこ及びミキリハッシンとの関わりは非常に楽しみだなと思いました。
さっき壮大君が「未完成」って言っていたけど、僕は、それはむしろなんて言うんだろう、ネガティブな意味合いで捉えるのではなくて、相変わらず「未完成」なままでいいんじゃないかというか。まあ、非常にフレキシブルに動けるブランドイメージを定着させて、無理に特定のイメージを定着させようともしていませんし、そういった意味ではこれから何かが起きるであろうっていう感じの、期待感を持たせてくれる、引き出してくれる感覚がすごくいいなと思いました。

―――渋谷と福岡で開催するにあたって大変だったこと、また楽しかったことは?

山口ひとつの匿名性みたいなものを、どうやって表現しようかなって考えた時に、従来のやり方だと、ひとつの型に対して、デザインを決めて、パターンを決めてっていうように、同じものをたくさん作っていく、というふうなやり方になります。しかし、今回は匿名的でありながら、俯瞰で見た時に、ひとつの世界にまとまっている、ということを表現したかったので、均一のものが沢山あるっていうイメージではないような見せ方がいいのではないかと考えました。
そして、最終的に古着に行き着いて、Tシャツでも同じ形の物は一つもないし、色も違うし、もっと言えば、そこにプリントされているモチーフも素材も違う。
そういったものを、僕の方で集めました。その上に、飛田さんにテレキャスターズっていうコンセプトを用いて、全部どんどんプリントしていってもらう。そういうふうなやり方にしました。だからそうすると、プリントの考え方とかは同じなので、1個1個並べてみても、それぞれ違う表情に見えてくるっていうか、そういう意味ではすごく綺麗に表現できたのかなとは思いました。

飛田全然裏で口合わせをしたわけではないのですが、僕が思ったのは、要するに、バンドをやっている女の子のステレオタイプというか、イメージが存在すると仮定して、そこにあまりにも寄り添いすぎちゃうのはあまり良くないな、と思うんですよね。先ほど言ったように、細身に革ジャンでデニムもボロボロみたいな。聴く人が描くバンドの理想像には敬意を表しながらも、のりしろとか行き先の余地とか、イメージしてもらう自由度が高くないと、拡張していかないなと内心思っていて。
だから、古着の提案もすごく、どう方向性をつけるかでも、バンド像のイメージにはすごく影響を及ぼすし、なんか内心その、みんなが想像するかっこいい女の子たちのロックバンドの衣装から、ほんのちょっとだけズラすというか、余地を残すというか、「えっ、あえてそうなんだ」とか。「むしろ清潔なんだ」みたいな。そういったところはなんとなく想像しつつ。だから、広げていきたい、継続性を保ちたいって考えると、さっき言った「?」マークみたいなものは、小っちゃいながらも、ずっと灯していきたいと思っています。
ここでライブやってくれた初期のテレキャスターズにしても、カミンちゃんに関しても、僕らが、ドンズバの子たちかっていうと、彼女たちもこれからの子達なので、変化していくと思いますし。
そういうなんか余白を残したい。発見、発掘してもらいたい。フラッグが何本か立っている者に応援の視線を向けるというよりは、むしろ自分でそのフラッグを立ててくださいというか。そういう余地みたいなものをどう入れていくかっていうことを意識しましたね。もちろん場所に対してもあります。渋谷と福岡、で何かをやる上での、驚きや違和感というか。場所的にすごく体力もありますし、否定的なことも肯定的に変換できる力を持つのがぱりゅこだと思うので、その中でより違和感というか、「?」マークというか。
「飛田さんのインタビューでパンク出身だって言っていたけど、パンクじゃねえじゃん」って言われたとしても、「そうだよ」って言えるくらいの余地を残していく。洋服のデザインも、その点を気にしましたね。

―――渋谷と福岡、地域性という観点から開催地ごとに変えた部分は?

山口どうでしょう、難しいですよね。地域性みたいなところを控えて表現していくことも、方法論としてはあります。だけど、今回のケースで言うと、「匿名性」という概念を大事にしているので、匿名性っていうのは人に限らず、街に関しても当てはまると考えています。
だから、解釈の中では、これは福岡っぽいとか渋谷っぽいとか出てくるかもしれないのですが、作り手としては、飛田さんも含めて、こちら側のスタンスは、そんなに何かを意識するということは無いほうが面白いかな、とは思っています。

―――パルコでの思い出、特別な思い入れなどはございますか?

飛田その昔、DCブランドブームみたいなのがあって、要するにファッションの変遷の中で非常にバブルな時期があったんですよね。パルコさんがあってマルイさんがあって、ラフォーレさんがあって。老舗の百貨店さんとは違うもうちょっとこう、今感を大事にした雰囲気のお店が盛り上がった当時。私は中学校、高校と多感な時期を経る途中で、たぶん中学校の頃にはパルコには来ていたと思いますね。広告やTVコマーシャルなんかもすごく斬新だったし、パルコって最後にナレーションが入るだけのコマーシャルとか。今思うと、バブルだったから広告もお金掛けられたんでしょうね。
あの時代は世の中がバブルで、広告1個つくるのにどれだけお金掛けられたんだっていうくらい、ロケーション行って、飛行機飛ばして。僕らの上の世代には、派手に活躍していたファッションデザイナーさんがたくさんいたんですよね。みんな黒づくめで、真っ赤なフェラーリ乗って、ああなりたいなって。いやああいうふうになりたいとは思ってなかったけど(笑) けっこうDCブランドクラスの、あと、原宿は古着屋さんすごかったんですよね。
だからそれこそセディショナリーズとか、本物を見るのになぜか古着屋さんにそれが置いてあったりして、見に行ったりとか。だからそういう背景もあって、パルコには早々に来ていましたね。
僕、中学校の時、野球部でつるっつる坊主だったんですよ。無理してお洒落して、兄貴に「どこどこのお店いったらいいよ」って教えてもらって。全然チャンネル合ってなかったんですけど(笑)

―――このイベントのここを見て欲しいというポイントはありますか?

飛田ファッションから入ってくる人と、音楽から入ってくる人、そのどっちにも興味がある人もそうだし、もしくはどちらにも興味はないけど友達に連れられて来てみたっていう人もいるかもしれない。間口は広いので、お洋服で入ってくる人が音楽に感化されるとか、音楽から入ってくる人も、そういうストーリーがあっての服っていうのがあるんだなってことで、興味を持ってもらえればなと思いますね。まだ始めたばかりの企画ではあるので、これから拡張していくっていう意味では、特に地方都市の皆さんの反応もすごく重要だと考えていますし。
皆が、漫画読んだりテレビ見たり音楽聞いたりっていうのは、全て相互にリンクしているんだよっていう考え方に触れてもらえたらなと思いますね。

―――ファッション業界を目指す若者に熱いメッセージを。

山口けっこう今の時代だと、情報がすごく多いので、情報を整理する能力っていうのが大事だと思います。なんか、「のめり込んで何かに熱狂して」というよりかは、もう一歩手前で引いて、物事を見つめる感覚の人の方が多いような気がしていて。
僕らの時代は、飛田さんはもっとだと思うのですが、情報無かったので。情報集めようって前のめりになって探していく感覚とか、これもしかしたら誰も気付いてないんじゃないか誰も知らないんじゃないかとか。そういうことはすごく少ないんですよね。
自分の目に届いているくらいだから、知っている人なんかたくさんいるんだけど。でも、「自分だけが見つけたような気になれていた時代」だったんですけど。今の時代どんな情報も手に入る時代だから、入り込めない、熱中しづらいというか。
バカみたいに信じきれない。でも情報は本当に、今も昔もその辺にふらふらとあるんですよ。ふらふらあって、それに気付ける人と気付けない人、それだけの差で断然変わっちゃうから。
そこに気付いたのなら、その地をどんどん掘っていくというか、バカになって、一心不乱に向かっていくくらいで取り組むと、すごく面白くなっていくんじゃないかなと思いますね。
なんか変に冷めてクール気取るとか、そういったことはやらない方がいいかなと思いますね。僕の場合で言えば、生まれが愛知なので、名古屋にある古着屋の店員さんがすごくかっこいいなと思っていたので、スタッフさんに色々聞いたりしていましたね。
あとは雑誌とか。でもその時代ごとにメディアも変遷するので、今の時代でもインターネットっていうプラットフォームの中を掘っていけば、面白いものとか見つかったりすると思うので、どんどん掘って掘っていったらいいと思います。

飛田僕も壮大君も、田舎では1番になってやろうと思っていたんですよね。それでヒドイ目に遭ったりもしたんだけど(笑) 変な格好しすぎて親に怒られたりとか、近所のおばさんに後ろ指さされちゃったりとか。なんかその感覚って皆が持てることは難しいんだろうけど、今でも1番になろうという感覚は持っていますし、辿り着けてないのも実感しつつ、でも1番ってどこの1番なのって自問自答しつつ。若い頃は場所とかよくわからないんだけど、とにかく1番になりたいみたいな、すごくあった気がするんですよね。
だからその感覚をみんな自分たちなりに持ってもらえれば、楽しいなと思うし。でも本当に、ジャンルは様々でファッションのみならず、色々とあると思うんですよね。結局、行動を起こさなくてもなんか済んでしまうような、上澄みだけすくって知った気に陥ってしまうようになるのは、いやいやそれよりも行動を起こすこと。自分で動くことの方が非常に重要であって。1番になってやるぜって発奮して、なかなか1番になれなくてイライラしてしまうっていう若者を見たいなと思いますね。
そして、その時期を苦心しながらも乗り越えていく若者を見たいです。

―――頑張ります(笑)

飛田いやいや(笑)、本当にね。

山口(笑)

『spoken words project collection The telecaster & Twin Reverbs feat.白波多カミン produced by ぱりゅこ』

2015.8.20(木)~9.19(土)

ぱりゅこ ディレクター 山口壮大
spoken words project デザイナー 飛田正浩

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